【FreeBSD】3分で出来るお手軽SSHサーバ設定(パスワードログイン許可)

確認環境

PC ThinkPad X1 Carbon 2nd Gen
OS FreeBSD 12.0-RELEASE-p2
SSH OpenSSH_7.8p1

やること

他のパソコンからリモートログインできるようにする為、SSHサーバを設定する。
今回の設定では下記を実現する。

  1. SSHサーバの設定 ... /etc/ssh/sshd_config
    • SSHサーバのポートを任意のポートに変更(デフォルトは22)
    • パスワードでのログインを許可
    • rootユーザでのログインを非許可
    • 空パスワードでのログインを非許可
  2. パソコン起動時にSSHサーバを立ち上げる

以降は、root権限で実行することを前提に説明する。

よかったら3分で終わるかこちらの歌で計ってみてね。
(動画は3分よりちょっと長いけど)

1. SSHサーバの設定

SSHサーバの設定ファイル(/etc/ssh/sshd_config)を下記のように編集する。

> vi /etc/ssh/sshd_config

#Port 22
#PermitRootLogin no
#PasswordAuthentication no
#PermitEmptyPasswords no

↓

Port 7777      #任意のポート番号を指定
PermitRootLogin no
PasswordAuthentication yes
PermitEmptyPasswords no

いずれもデフォルトではコメントアウトされている。
各設定項目は上記のようにまとまった行には記載されていないのでそれぞれ探してね。
(ファイル末尾にまとめて追記でもきっと大丈夫)

設定後は下記コマンドでSSHサーバを起動して、リモートログインを試してみましょう。

> service sshd start

SSHサーバが既に起動している場合は、下記でコマンドでサーバを再起動。

> service sshd restart

 

2. パソコン起動時にSSHサーバを立ち上げる

/etc/rc.confに下記設定を追記することで、パソコン起動時にSSHサーバが自動で立ち上がるようになる。

> vi /etc/rc.conf

sshd_enable="YES"

以上。