【Rustと遊ぼう】FreeBSDでRustをインストールする

Rustツールチェインのインストール

FreeBSD上でラストのインストールしてみよう。
今回はインストールしたツールの動作確認(バージョン確認)まで。

FreeBSDpkgでもRustはあるけど、rustupというツールがインストールされない。
そのため、公式サイトに紹介されている方法でインストールした方が良さげ。

インストーラ

下記コマンドを実行する。

> curl https://sh.rustup.rs -sSf | sh  

curlがない場合は、fetchwgetでも大丈夫。

> fetch -qo - https://sh.rustup.rs | sh  
> wget -qO - https://sh.rustup.rs | sh  

このとき、インストール先のディレクトリが表示されるので確認しておこう。
デフォルトは、$HOME/.cargo/binっぽい。

It will add the cargo, rustc, rustup and other commands to Cargo's bin  
directory, located at:  

  /home/UserName/.cargo/bin  

インストール設定と、選択肢が表示される。

Current installation options:  

   default host triple: x86_64-unknown-freebsd  
     default toolchain: stable  
  modify PATH variable: yes  

1) Proceed with installation (default)  
2) Customize installation  
3) Cancel installation  
>   

選択技は以下3つ。

  1. 今の設定でインストールする
  2. 自分で設定を変更する
  3. インストールをキャンセルする

1〜3のいずれかを入力して[Enter]。

1を選んだら、あとは待つだけ。

ちなみにmodify PATH variable: yesだと、~/.profileが存在しない場合に勝手に作られるっぽい。 なので、Bシェルの場合は、次のパスを通す手順は、source ~/.profileだけで良いかも。
Cシェルは置いてきぼりですな。

パスを通す

Rustツールチェインのインストールが終わったら、先程のインストールディレクトリを環境変数PATHに追加する。

tcshの場合は、~/.cshrcpathに追加でOK。

set path = (/sbin /bin /usr/sbin /usr/bin /usr/local/sbin /usr/local/bin $HOME/bin $HOME/.cargo/bin)  

追加したら、sourceで環境に反映する。

> source ~/.cshrc  

おそらくB系シェルを使っているなら、source ~/.profileでいいかと。

バージョン表示で動作確認

PATHの追加が終わったら、バージョン表示で動作確認。

> rustc -V  
rustc 1.35.0 (3c235d560 2019-05-20)  

> cargo -V  
cargo 1.35.0 (6f3e9c367 2019-04-04)  

> rustup -V  
rustup 1.18.3 (435397f48 2019-05-22)  

Rustツールチェインのアンインストール

ちなみにアンインストールは下記っぽい。

> rustup self uninstall  

確認環境

PC Thinkpad X1 Carbon 2nd Gen
OS FreeBSD 12.0-RELEASE-p6

以上。