欅坂運営による突然のお別れボム

2020.01.23 20:51 欅坂46運営から爆弾が降ってきた。

欅坂46のメンバーとして活動してまいりました織田奈那、鈴本美愉はこの発表をもちましてグループを卒業、平手友梨奈はグループを脱退致します。
在籍中はたくさんの応援をいただきありがとうございました。

また、佐藤詩織は本人からの申し出により活動を一時休止致します。活動再開の目途が立ちましたら改めてご案内致します。

Seed & Flower合同会社

たったこれだけ。

しかし、威力は絶大だった。

文字列は理解できるが、意味が分からなかった。

この胸がエグられるような感覚は久しぶりだった。

なんでこうなった。

各メンバのブログや、好き勝手書いてるニュースサイトやまとめサイトまでも何度も見返した。

時間だけが過ぎていく。

なんだこの無力感。

そしてしばらく続くであろう無気力感と脱力感。

僕の欅ファン歴は一昨年の紅白からなので、たった1年ちょっと。
しかし、これほどショックを受けるほど欅坂が僕にとって大きな存在になっていたとは。。。

今年は東京事変復活でウキウキな年になるはずだったのに。

こんな欅事変なんて要らなかった。。。

なんでこうなった。


あまりに寂しい終幕

ニュースとは、簡潔に事実だけを述べるべき。

なんと素晴らしい。
今回の爆弾は理想のニュースの形をしてるじゃないか。

でもなんだろう。

休業の佐藤さんはまだしも、他3名はグループを完全に離れる。
この発表をもって、ファンは3名の欅坂として活動を2度と応援できなくなったわけで。

欅坂運営陣は、こんな突然の発表というか報告だけで十分と判断したわけか。
いったい誰のことを考えてこんな対応になったのか。

貴重な青春を費やして4年以上も頑張ってきた彼女たちに対して、
それを応援してきたファンに対して、あまりにも理不尽で不誠実な対応ではなかろうか。

残っているメンバはこの対応に不信感や不安を抱かないだろうか。

子どもを預かって大丈夫なのかこの会社?

まぁ、織田さんと鈴本さんはブログで思いを綴っている。
彼女たちの決断を受け止めるしか無いけれど、ブログだけでのサヨナラって寂し過ぎる。
彼女たち自身がこんな形で去ることを後悔していなければ、また今後もしなければいいのだけれども。

そして、平手さんはラジオで今は話したくないと語っている。
来月もラジオに出るようなので、すぐに芸能活動をやめるわけではなさそう。
彼女の心の整理を待つしかないのだろう。

なんでこうなった。

欅坂運営というか事務所は、今後平手さん個人を売り出すつもりなのだろうか。
こんな形でグループを抜けた方が、話題性もあり売り出しやすいとでも考えているのだろうか。

どんなに落ち着いて見えても、まだ18歳の女の子。
本当は欅坂でやり残したことがあったんじゃなかろうか。
周りの大人は、彼女を納得させるもっと他の道を示すことができたんじゃなかろうか。
ラジオですすり泣く彼女の声を聞くと、そんなことを考えてしまう。

なんでこうなった。


結局、じゃあねしか言えないのか

どんなにファンが憤ったところで、発表された事実がひっくり返るわけではない。

何もできない。

悔しい。

消費するだけの存在とは何と無力なのだろうか。

ファンとしては、ただメンバの幸せを願うしかない。。。


織田さん
犯罪を犯したわけでもないのだから、欅坂でのいい思い出を大切に、幸せになって欲しい。

佐藤さん
ひとまずやりたいことに集中して頑張って欲しい。

鈴本さん
いっぱい寝てしっかり充電して、やりたいことやって幸せになって欲しい。

平手さん
来月もラジオ楽しみにしてるけど、まずはしっかり休んで下さいな。

そして、残ったメンバさん。

前進あるのみ。


どんな形であれ、みんなに幸せが訪れることを願う次第。

でも今はただただ、切なくて、やるせない、、、

アイドルが恋をするのはいけないことか?

僕は昨年の紅白を見て、欅坂46に興味を持った。

それまでアイドルというものに興味がなかったので、アイドル文化に触れたときはなかなかの衝撃だった。

今まで、何で歌が特別上手いわけでもない人達が人気なのだろうと不思議に思うこともあった。

しかし、欅坂のファンになって、アイドルというのはメンバとグループの成長を売り物にしている
ドキュメンタリー性が高く、ライブ感の強いエンターテイメントなのだと納得できた。

そして、CDが握手会チケットのオマケというのも衝撃的だった。

秋元康さん、えげつない商売の仕方だなと感心したし、
それを爆買いするファンの方々もスゴいなと、まさにデカルチャーだった。

利益がグループのメンバーやスタッフさんにもしっかり還元されているなら良いのだけれども。


さて、欅坂のファンになってかれこれ10ヶ月。

アイドルファンが使う用語も多少は覚えたし、欅坂だけでなく姉妹グループのことも多少は把握した。

しかし、いまだにサッパリ理解できないことがある。

アイドルの恋愛禁止という謎ルールである。

20歳そこらの女の子にそんなことを強要して、何が愉しいのだろうか。

誰が何を期待してそんなルールができたのだろうか。

そもそもルールというほど明確なものなのかもよく分からない。

ただ、他のファンの方々の発言からしても、暗黙的にアイドルは恋愛禁止という考えの方は
多いように見受けられ、もはやひとつに強迫観念になっているように感じる。

恋愛ってそんないけないことなんだっけ?

www.youtube.com

そういえば、俳優さんや女優さんも熱愛報道や結婚で人気が落ちる的な話も聞いたことはある。

でも実際、彼ら彼女らが誰と付き合おうと結婚しようと、僕らには何ら関係ないじゃない。

  • 誰とも付き合ってなかったら自分が相手してもらえると思っているの?
  • 親御さん目線で心配しているの?
  • 結婚や妊娠で卒業してしまうことを心配しているの?
  • 『恋愛している=仕事頑張ってない』という考えなの?
  • 仕事と恋愛は両立できないと決めつけているの?

うーん、よく分からんですな。

まぁ、ときには恋愛や失恋で仕事が疎かになっちゃうこともあるかもしれない。

でももしかすると、生活に張りが出て、仕事へのモチベーションも上がるかもしれないじゃない。

恋愛を通して経験したことが、仕事に活きてくるかもしれないじゃない。

そういうのは恋愛関係なしに、仕事に対して評価すればいい話。

少なくとも恋愛自体は本人同士の自由だし、他人が口出しすることではない。

そのはずなのに、恋愛禁止が前提で、熱愛発覚したら謝れなんて、意味不明だ。

そして、それが多くの人の共通認識になっている雰囲気が、なんだかちょっと気味が悪い。

他人の恋愛関係をずっと追いかけている記者さんもたちが悪いし、趣味も悪い。

まぁ目立つのはいつだって尖った強い主張なので、実際どのくらい人が恋愛禁止に賛同しているか知らんけど。


とまぁ最近ずっと感じていたモヤモヤを吐き出してみた。

僕は特定のメンバーを推しているわけではない。

アイドル用語で言えば箱推しということになるようだ。

しかし、とにかく織田奈那さんが心配なのである。

かれこれ2ヶ月くらい沈黙して活動が止まっているよう。

本人の希望なのか運営の判断なのか知らないけれども、
東京ドーム公演のような大舞台、みんなと一緒に出させてあげたかった。

こんなことで貴重な機会を奪われたのは、とても可哀想だ。

決して自業自得ではなく、恋愛禁止という謎の強迫観念が追い詰めた結果だと思う。

菅井さんや守屋さんの『全員でまた東京ドームに』という言葉は、
織田奈那さんへのメッセージだ
、と勝手に解釈している。

こんなことで、卒業なんてしないで欲しい。

ネットには、まるで法を犯したかのような誹謗中傷もある。
さっさと卒業しろなどという心無い声もある。

彼らには欅坂が歌ってきた曲が届いていないのかもしれない。
もしくは欅坂に心酔するあまり、己で体現せよというツンデレかもしれない。

どちらでも良いのだが、アイドルやタレントは架空の存在ではない。
1人の人間として敬意を持って発言して欲しいものである。

熱愛前提でバーっと書いちゃったけど、週刊誌での報道の真相はどうあれ、
織田奈那さんは何も悪いことはしていないし、非難される謂れはない。

強いて言うなら、ファンは心配してますよ、ということ。

長いこと沈黙して、ちょっと出づらくなっているかもしれないけれども、大丈夫。

本当に応援している方々は、復帰のタイミングはいつでもいいので、
また織田奈那さんらしくマイペースにみんなと一緒に活動する姿を見たいと思う。

それは僕らファンのエゴなのかもしれないけれども、そうなることを願っています。


早いもので、そろそろみかんが美味しい季節ですな。

次の握手会というのは選抜とやらで織田奈那さんは出ないのかもしれないけれども、
その隣でコタツにでも入って三ヶ日みかんを売るイベントでもやってくれないかな。

織田奈那さんならではの仕事って、まだまだこれからいっぱいあると思う。

未来に目を向けて生きていきたいものですな。

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【欅坂】黒い羊 MV 観察メモ

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はじめに

昨年の紅白を観て欅坂46のファンになった。
まさか自分がアイドルグループを好きになるとは夢にも思わなかった。
そんな欅ファン歴ひと月くらいの僕が、ファンになってからの初めての新作、黒い羊のMVを観た。 圧倒された。
観終わった後はカットの切り替わりがないことに驚きもう一度観直す。
これ、一本撮りなの?

こういう映像作品には疎いので普通どれくらいの時間がかかるものか知らないのだけれども、これは構想にも準備にも撮影にも相当な時間と労力がかかっているんだと思う。本当にお疲れ様です。
演者・監督・スタッフの方々の熱意と努力に圧倒されるばかりです。
お陰様で凄いモノを観ることが出来ました。ありがとうございます。

ということでその熱意と努力に敬意を表しつつ、観察メモを残してみたいと思った。
鑑賞メモとは言えない。
とりあえず出来るだけ色んな人をピックアップしたいと思う。


2019.02.04 一部誤字・誤記修正。メンバさんの名前が平仮名になってた。申し訳ないです。
2019.05.17 今さらながら黒い羊のMVのパスをYoutubeに差し替え。ついでにメンバさんを強調表示。

観察メモ

メモ中のメンバさんの呼称は下記の通り(敬称略)

名前 呼称
石森虹花 虹花
上村莉菜 うえむー
尾関梨香 尾関
織田奈那 織田奈那
小池美波 みいちゃん
小林由依 ゆいぽん
斎藤冬優花 ふーちゃん
佐藤詩織 しーちゃん
菅井友香 ゆっかー
鈴本美愉 すずもん
長沢菜々香 なーこ
長濱ねる ねる
土生瑞穂 はぶちゃん
平手友梨奈 てち
守屋茜 あかねん
渡辺梨加 りか
渡邉理佐 りさ

以下、MVの時間ごとのメモ。
登場人物の関係性は僕の解釈なので間違っているかも。まぁ絶対の正解があるわけでもないけど。

時間 メモ
0:03  屋外に置かれた古びたピアノで前奏が始まる
0:07  「Keyakizaka 46」の赤文字が浮かび上がり消えていく
    辺りは完全に真っ暗。夜だ。
0:14  「黒い羊」の赤文字が浮かび上がり消えていく
    事件or事故現場(人形の白線と立ち入り禁止区域)にマスコミや野次馬が集まっていく
0:19  その様子を彼岸花を持って屋内から遠巻きに見つめるてち
    屋内の出入口にはうずくまった人
0:21  歌い出しから出入口と反対側に歩き出すてち
0:23  てちの横を女性と男性が走りながらすれ違って行く。
    出入口に向かって行ったので野次馬だろう
0:27  両親に挟まれる中、突然立ち上がり机の上をひっくり返す反抗期尾関
    そのままその場を立ち去ろうとする
    ひっくり返した物を床から拾う母親。戸惑いながらも娘に声をかける父親
0:32  彼氏と喧嘩してバケツを投げつけながらキレるヤンキーふーちゃん
    後ろではおっちゃんと若者が激しいバトル
0:36  警官に反抗しつつも机の前に座らせられる非行少女しーちゃん
    隣にはコンビニの店長らしき人
    その様子を好奇の目で見るおばさんと若い女
    机には香水と文房具だろうか
0:40  てち足元から再び登場
0:42  TVの前で体操座りしたひきこもりずずもん
    ゲームのコントローラをぽいっと置く
    画面奥にはこのMVで最も気になる短パンブーツ紫ハイソのお兄さん初登場
0:44  立ち上がり母親の言葉を頭を抱え首を振り拒絶する織田奈那
0:48  遠くを見て立ち尽くすあかねん。隣であかねんにキレてるおっちゃん
0:49  若い2人の男の取っ組み合い。仲裁しようとする女性。原因はあなたですか
0:51  2人の女子生徒にいじめられるゆいぽん
    鞄を蹴っ飛ばすいじめっ子。見事なインサイドキック
    後ろのロッカーには赤字で「BlackSheep」と落書き
0:53  いじめっ子に突き飛ばされて泣きそうな顔で見上げるゆいぽん。困り顔が似合う
0:55  いじめっこが天井に向けてばら撒いた用紙をカメラが追う。すごくいい
0:58  机に向かって座る虹花。片耳を塞ぎ泣きそう
    そんな虹花にモノ言う女性2人。2人とも手にはスマホ
1:02  虹花の後ろからスマホを見ながら冷めた笑みを浮かべるみいちゃん
    その笑みも一瞬で無くなり空を仰ぐみいちゃん。ドキッとした
    画面奥では暴力が横行する
1:04  みいちゃんは頭を無気力に傾けながら画面左フェードアウト。とてもいい
1:05  ベッドに横たわるおじいさん。妻と思われる俯く女性。死亡宣告した無表情の女医
    おじいさんの手を握り嘆くゆっかー
    そこに、ぽつ、ぽつ、と歩み寄るてち
■■■ (サビの歌い出し)
1:08  てちゆっかーが向かい合って踊り出す。2人の上を火花が散る
    2人でクルっと回る。てちを拒絶するゆっかー
    てちを下に一度叩きつけたかと思いきやすぐに立ち上がらせ突き飛ばす
    後ろではうえむーがゆっくり階段に向かていく
    その手前にはきつそうな体勢でうずくまる男性
    画面左奥には指揮者とゆかいな仲間たち
1:14  突き飛ばされた先にいたしーちゃんと抱き合うてち
    また突き飛ばされるてち
    後ろでは悲しみにくれ嘆くゆっかー
1:16  走り出すてち
1:19  椅子でうずくまるゆいぽん
    ゆいぽんをいじめる2人を突き飛ばすてち
    ゆいぽんを立ち上がらせ抱きしめようとする
    ゆいぽんてちを突き離そうとしつつ彼岸花を奪う
    てちゆいぽんを離さず抱きしめる
    受け入れるゆいぽん
    その2人の周りをお札(万札?)が舞う
    登場人物の周りをグルグル周るカメラワークが印象的
1:25  白い旗と黒い旗を持って走り過ぎる白シャツジーンズ集団
    画面奥には悲しみ癒えず歩いていくゆっかー
    画面左奥には魔女っぽい黒い女性
1:29  彼岸花を受け取りつつ走り出すてち
1:31  バーで男2人に言い寄られるりさ。男達を突き飛ばすてち
    画面奥では談笑する大人たち
1:35  抱きしめようとするてちを拒絶し突き飛ばすりさ
    突き飛ばされた先にいた虹花と抱きしめ合う
1:41  虹花から離れるてち。少し名残惜しそうな虹花
    柱の前には両手を合わせ何かを祈るような女性
1:43  バスタブで泣きながら手首を抱えるみいちゃん
    駆け寄り首を振りながら抱きしめるてち。ホントにそうしてあげたくなる悲しい表情
■■■ (サビ終わり)
1:46  お風呂のカーテンを超えると少女と歩く男前のはぶちゃん登場。どこに隠れてたんだ
    すぐ後ろにはあかねん虹花りさ、男性2人が続く
1:48  あかねんと手をつなぐ虹花
1:50  あかねんの肩に手を置くりさ
1:51  少女の肩を抱き寄せながら歩くはぶちゃん。やっぱり男前
1:54  階段から転げ落ちる男
    階段の左上には見下し踏ん反り返る上司っぽい男性
    見下す先には俯く部下風の男性2人と女性2人が1列に並ぶ
    左奥には白い猫の置物か
1:57  階段を降りて行く無表情のねる。スーツもバッグも真っ黒
    封筒と一緒に握りしめた用紙に目を通している。歩き辛そう
    枯葉が舞う
2:00  階段の右隅でどこかを見つめるすずもん。完全に感情を殺した表情
    隣で逆方向を見つめるなーこ。目ぢからハンパない
    ケーブルと鎖が手すりに巻き付き後ろには人形が2体。不気味
2:03  人形の赤ん坊を抱くおばあさん
2:04  てち再登場。階段を上っていく
    やくざっぽい男性を過ぎ、あかねんにキレてたおっちゃんがてちにもキレる
    すぐに娼婦風の女性もてちに声をかける
    てちは伏目がちで顔を合わせない。しかし意識は声に向けているよう
2:09  階段の片隅に立ちスマホを操作しているりか
    よく見ると手にはスマホではなく、まさかの鳥だった
    階段を上ってすぐの壁には鳥かごと、絵も写真もない額縁が並ぶ
2:12  笑顔でてちを横切る女の子2人。てち右にフェードアウト
2:13  白いカーテンを巻いたような女性2人
    その後ろには赤っぽい照明の謎の部屋
    男女が取っ組み合いの争い
    すぐ近くにまたカーテンを巻いたような男性
    全体的に謎空間が広がるシーン
2:15  中華料理店「廣州亭」の前で言い争う男性達。そして女性達
    思うようにいかないことに妥協しない大人達だなぁ
2:18  その様子を呆れた顔で見守る尾関
    隣には目を瞑ったままの織田奈那
2:21  不安そうにぬいぐるみを抱きしめるうえむー。ひたすら可愛い
2:24  両親とケーキのロウソクを吹き消し喜ぶ女の子
    後ろにはキャバ嬢っぽい人が右腕を抱えながらヨロヨロ横切る
    棚に飾られた幼い女の子と母親の写真
    棚の後ろには若い男女2人がじっと立っている。関係性が全く分からん
2:30  悲しい表情のてちにカメラが移りてち目線終わり
    後ろではまだ先ほどの中華屋の前のいざこざは続いている
    しかし織田奈那尾関うえむーはもう居ない
2:32  てちを責め立てる4人のおじさん達
    おびえ泣きながらもおじさん達の間を進むてち
2:36  「全部僕のせいだ」
    首を振り嘆くてち
2:40  照明が火花を散らして消える
■■■ (サビの歌い出し)
2:41  走り踊り出すてち
    今までより明るめの照明が点いた少し開けた空間に出る
    クルっと回った後、りさに拒絶され突き出される。さらにクルっと
    今まで持っていた彼岸花がなくなっている
2:44  画面奥では積み重ねられたテレビの前で踊るはぶちゃん
    その手前で踊るうえむー尾関
2:45  踊りながら一瞬で画面手前にフェードアウトするすずもん
    しーちゃんにも拒絶され突き出されるてち
    てちとは逆方向に走り出す織田奈那
2:47  空を仰ぎ嘆くてち
2:49  積み上げられた本の前でゆいぽんと向かい合う
    手前では空を仰ぎのけ反るふーちゃん
    本の横から手前に走り出すあかねん
2:50  ゆいぽんを抱きしめるてち
    拒絶され突き飛ばされる
    周りには白いマネキンがいっぱい
2:52  みいちゃん虹花に振り回されるてち
    さらにみいちゃんに床に叩きつけられる。結構激しい
    横には悩めるゆいぽん
    後ろでは取っ組み合いをしているあかねんゆっかー
2:56  キッと前を向くてち。走り去る虹花
    右奥ではなーこりかが踊る
2:58  虹花を追おうとするてち
    それを引き留めるりさみいちゃん。遅れてしーちゃん
    その横を他のメンバが走り去っていく。同時にみいちゃんりさも走り出す
    ねる合流した?
    しーちゃんも後を追って走り去っていく
    うえむー走りづらそう
3:05  少し遅れてメンバ以外の人達も追って走っていく
3:06  その中で派手に転ぶゆいぽん。心配になるレベル
3:08  駆け寄るてち
    肩をぽんぽんしながら立ち上がらせる
    ゆいぽんは下を向いたまま立ち上がる
3:10  画面左に短パンブーツ紫ハイソのお兄さんも再登場。力走
3:12  てちの方を振り返らずにみんなを追って走り出すゆいぽん
3:14  それを悲しそうに見つめるてち
    一瞬両手で顔を覆いだ後、空を仰ぎ嘆く
■■■ (素敵な間奏)
3:22  ロウソクが並べられた階段
    階段を上がっていくてち
    夜だったのに窓からの逆光が眩しい
3:26  階段の上には先ほど両親とケーキでお祝いしていた女の子が彼岸花を持って立っている
    てちと同じ服装をしている。過去の主人公だったのか
    その後ろには小さい机と椅子。ロウソクと色々な花が置かれている
3:30  その子の前で跪くてち
    彼岸花を受け取る
3:38  女の子と見つめ合うてち
    頷く女の子
3:40  何かを決意した表情で振り向きながら立ち上がるてち
    その視線は屋上にロックオン
■■■ (音楽が止む)
3:42  歩き出し階段をのぼっていくてち
3:45  てちの息遣いが聞こえてくる
3:51  屋上に出る前に何かを叫ぶてち(叫ぶ前に無音になる)
    口の動きからは「僕だけでいい」に見える
    もしくは「無理しなくていい」だろうか
    モッツァレラチーズ」ではないと思う
3:53  駆け出してゆいぽんの前まで行くてち
■■■ (音楽再開) ※以降、特に記載がないものはてちが主語
3:56  音楽と同時にみんな踊り出す
3:59  ゆいぽんと抱きしめあう
4:01  りさに抱きかかえられて回る
4:04  虹花と向かい合い踊る
    虹花と抱きしめ合う
4:11  しーちゃんと抱きしめ合う。手をあげるしーちゃんのポーズがとても柔らかい
4:13  優しい表情のみいちゃんと両手をつないで回る
4:16  若い男に一瞬持ち上げられそのまま立ち去る
    若い男は驚いた表情をしている
4:17  スーツの女性が抱き合おうとする
    拒絶するてちは叫びながら女性の手を地面に向かって振り解く
    しかしすぐに抱き合う。でもやっぱり何かを叫んでいる。歌っているのか
    その後ろで先ほどてちを持ち上げた男性がめっちゃ踊っている
4:20  女性から離れ走り出すてち
4:23  サラリーマンの前まで走るてち
    その奥で印象的なおば様が踊っている。多分中華屋前で言い争ってた人
4:24  酔っ払い風リーマンから突き放され転び彼岸花を落とす
    彼岸花に手を伸ばそうとする
    しかし別のリーマンがてちを乱暴に起き上がらせてそのまま突き飛ばす
    すぐ先でおば様が彼岸花を拾う
4:28  突き飛ばされた先のおば様から彼岸花を受け取りつつ抱き合う
    後ろで踊っている短パンブーツ紫ハイソのお兄さんが気になり過ぎる
4:31  おば様から離れると若い男に突き飛ばさる
    そのまま両手を広げ天を仰ぎ走り出す
    他の人達はてちとは逆方向に走り出す
4:34  クライマックス「自らの真実を捨て~」開始
    てちが1人で踊り続ける
    緑の床にも映る白熱電球のような少し赤味がかった照明も印象的
4:38  床ローリング
    メンバと他の人達はもう踊らずに立ち止まりてちを見ている
4:40  「指をさして笑うのか~」で、メンバと他の人達の方へ少し駆け寄る
    立ち止まる際に指をさす
    てちと他の人達の間の少し黒っぽい床がハッキリと境界線になっている
4:42  やくざっぽい男性のポジショニング完了
4:43  そのまま近づかず横に動きながら踊り出すてち
4:50  天を仰ぎ叫ぶ
    それを見守るメンバとその他の人達
4:56  彼らに背を向け息を切らしながら歩き出す
    てちの息遣いが少し聞こえる
4:58  てちの方にゆっくりと歩き出すメンバと他の人達
5:10  立ち止まり彼岸花を抱きしめうずくまるてち
5:14  泣きそうな顔を上げ前を見つめるてち
5:18  目をつむり少し俯くてち
5:21  ブラックアウト

おわりに

目についたものは拾う方針にしたのでめちゃくちゃ長くなった。
でも最後の踊りはてちの周りのメンバの描写までメモ出来なくて申し訳ない。
書きだすとちょっとごちゃごちゃし過ぎたの割愛。

屋上では、ねる以外のメンバは確認出来たかなぁ。
顔は見えないけど、最初に織田奈那の隣で踊り出す黒スーツがねるなのかな?
ただ、みんなでてちを見ているシーンでは、ねるっぽい黒スーツの人は見当たらない。
ねるは1人階段を降りていったので、屋上に行っていないという解釈も面白いのだけれども。
でも3:00くらいのみんなで走って行くときに画面右の方に黒スーツの子が合流しているようにも見える。

まぁそれはさておき、この黒い羊はどう解釈したものか。

曲だけ聞いたときは、てち扮する黒い羊の主人公が孤立しても自分の意思を曲げないというような力強い歌なのかなと思ってた。
でも今日MVを観てみると、冒頭の事故現場っぽいとこや彼岸花とロウソクの印象が強過ぎる。
どうしても死を連想してしまう。
黒い羊のまま自殺してしまった主人公が、同じように死に向かっていく黒い羊達に生きて欲しいと訴えかけている印象を受けた。
でももしかすると主人公は生きていて、死に向かっていきそうな白い羊のフリをする者達に生きていて欲しい為、自分だけが黒い羊として悪目立ちしていようと叫ぶのだろうか。
それはそれでとても力強い。

作詞家とMV監督の解釈・表現の違いもあるだろう。
解釈なんて人それぞれその時々自由で良いし、だから面白いのだと思う。

どうせなら歌詞も並べれば良かったな。そうするとまた別の解釈も見えてくるかも。

とにかく、台詞がなくてもここまで表現出来るものなんだなぁと、ただただ圧倒されました。
もちろん歌詞のメッセージも強烈にはあるのだけれども。
演出も演者も誠実で真剣そのものといった印象です。
皆さん本当にいい表情。ヒシヒシと伝わるものがありました。

さてと、歌番組やライブではどんな演出になっているのか楽しみですな。

とまぁそんな感じで1曲のMVを観るだけで丸1日潰れてしまったとある休日。

おしまい。
 
 

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